チャプターとは、DVDの映像の中に、あらかじめ設定された区切りのことです。
これによって、CDで音楽を聞く時に好きな曲を呼び出すように、自分の好きなシーンを呼び出して繰り返し鑑賞することができます。
最近は、家庭向けハードディスクレコーダーでもチャプター設定機能がついているものが多いです。
ちなみに、DVD-VIDEOの規格により、1タイトルのチャプター数は99までと決まっています。
また再生ポイントのコントロールという点では、チャプターの他にタイトルというものがあり、複数のタイトルを納めることが可能となっています。
映画などの場合、本編タイトルと特典映像タイトルというように複数のタイトルが納められている場合が多いようです。
このタイトルやチャプターを利用することにより、今までにない複雑な再生位置コントロールが可能となり、
これを簡単に操作できるようメニュー画面を構成するのが一般的なかたちとなっています。
DVD制作でオーサリングを依頼する場合は、映像データなどをまず入稿しますが、チャプターを設定したい場合は、チャプターポイント指示書にタイムレコードを使って指示します。
これは、「みんなのプレス屋さん」で使用されているチャプターポイント指示書の記入例です。