用語解説

CSS

CSSとは、Content Scramble System(Content Scrambling Systemと表記されることもある) 
の略で、DVDビデオにおいて、映像を暗号化する技術です。

DVDにコピーガードをかける場合は、CSS設定を行います。

CSSには、タイトル鍵、ディスク鍵、マスタ鍵の3種類の暗号鍵が使用されます。


・タイトル鍵・・・著作権者が自由に設定できます。
ディスク上のセクタヘッダ領域に記録され、映像の暗号化に用いられます。


・ディスク鍵・・・こちらも著作権者が自由に設定できます。
ディスクのリードイン領域に記録され、タイトル鍵の暗号化に用いられます。


・マスタ鍵・・・ライセンスを受領したDVD再生機のメーカーが、
生産する再生機に実装します。マスタ鍵は ディスク鍵の暗号化に用いられます。


映像の暗号化は、オーサリング時のCSS設定をもとにDVDプレス工場が行います。
そして暗号化された映像は、ライセンス管理団体により認可されたプレイヤー(マスタ鍵を実装)でのみ復号可能な仕組みになっています。
この事からCSSとはアクセス制御の技術であると言うことが出来ます。

ではなぜコピーガードと言われるのか? それは、
CSS設定された映像は、本来正規の再生専用型DVDディスク上にのみ存在するものです。
仮に記録型DVDディスク(DVD-R)に複製したとしても、プレイヤーは再生専用型DVDで無いことを識別し再生はしません。
コピー自体はできるのですが、それを再生する機器がないため、コピーを防止する技術として認識されているのです。